退院後次々と現れる体の痛みと出血 術後2週間~4週間|子宮体がん 全摘 腹腔鏡下手術

⑤子宮全摘手術の入院・術後・退院後

退院後に痛くなってきたところ

術後3日目に退院してきて、何事もなく過ごせているなと思っていたら、だんだんと体のあちらこちらに痛みが出てきました。

おなかの中のほうではなくて、表面のお肉の中がチクチクする感じだったり、お肉がひっぱられる様な変な感じでした。PCデスクに少し長めに座ってしまった後などに特に感じました。

でも夫曰く「相当上手に手術してもらえたんじゃない?」とのこと。

「胆嚢全摘した時は、長い間、おなかが痛くて全然動けなかったもんね」

今回の子宮全摘腹腔鏡手術で開けた穴の数はおへそを含めて4個。
そして、その開けた穴の周りのお肉がズキズキしています(当然ですよね)。
一番痛みが強かった箇所はおへそでした。

退院理由になった腰痛も、痛みが去ったと思うと次の日は痛み復活。恥骨までもがズキズキしたり…。骨盤も痛くなることがあり、座っても寝てても辛い日もありました。

止まらない出血

病理検査の結果が聞ける術後診察までの間、不安にならないようにと、内緒にされてるんじゃないのかとネガティヴ思考が爆走してました。

出血も、茶色い血ではあるものの、出てくる出てくる。

出てきたことを感じる度に気持ちが沈んで行きました。

子宮摘出後の下からの出血についてって、ネット検索でほぼ出てこなくて…。他の人は出血しないから、全く気にする必要がなかったのかな?出血してる私はイレギュラーなのかなのと、不安で不安で仕方がありませんでした。

術後13日目

突然身が軽くなりました。痛み指数が気にすれば1くらい(痛み指数高10→痛み指数低1)。私が臆病ってのもありますが、まだ普通の速度では歩けません。

術後12日目の出血は、減るどころかすごく増えました。
なのに術後13日目は、ほんの少し茶色い血が出ただけ。なんでだろ?

あまりの変わり振りに動揺してしまう。
明日以降も維持できるように願うばかりでした。

—後日追記—
維持出来てました!
こうしてどんどん好転していくのかな。いってほしい!
術後診察までまだ10日以上。

術後21日目

腹腔鏡手術で子宮・卵巣・卵管の摘出手術をしてから3週間。

術後の診察日がまだ来ないので、摘出臓器からの最終診断はまだ。どんな結果が出るのか出てるのか、ハラハラドキドキの真っ最中です。

①退院してきた日から続いていた出血がやっと少なくなる

さらりとほんの少し出てくるおりものがピンク色になりました。

そうなんです。
子宮全摘をしても膣があるなら、おりものは出るんですって。

おりものは膣で排出されるんだから当然のこと、と忘れていた自分にびっくり。全くナプキンが要らない人生にはならないのですね。軽いおりものがたまに出るくらいで、布ナプキンで過ごせるといいなとおもいます。

②お腹の痛みも大分なくなる

笑いすぎたり、機敏に動いたり、伸びをしたりすると、内臓がやっぱり傷ついてるんだなと言う感じの、ひきつってるみたいな軽いズキッとする痛みを感じます。

なので、まだまだ、そろ〜りと歩いたりしてました。
超ビビリなので1人でお外にも出ていませんでした。

③車の運転をしてみた

術後16日目に、家からほぼ直線のみで行ける1km圏内を運転してみました。胆嚢摘出をした時の様な脇腹に傷がないので、バック駐車も痛まずに出来て嬉しかったです。

この調子なら、術後診察に車で行けるかな?と考えてみましたが、病院までは片道2時間弱なので、まだまだ無理かなと悩んでいた頃でした。

退院して来る時に乗った電車のベンチシートの横揺れがお腹に響いてとても辛かったので、電車に乗るのもすごく悩んでいました。

色々な方のブログを見ていると、術後すぐから皆さんアクティブで驚いたのもこの頃です。

—追記—
術後25日目の通院は、すごく悩みましたが車で行ってきました。
運転のリハビリを二日間して準備万端にし、無理なく行けました。

術後28日目

①退院した日(術後3日目)から続いていた茶色い出血は術後23日目に止まりました。

②腹腔鏡で開けた穴の数は4つ。
いずれも液体絆創膏が塗られているだけ。縫ってないです。
当初から傷を触っても痛みはなし。

③2度の腹腔鏡下手術で、おへそを2回も切ることになってしまったので、体で唯一自慢できていた、モデルさん並のかっこいい縦線おへそが消失しました(涙)
パン生地をこねて丸めたやつにパンチしたみたいになっちゃいました(号泣)

④体の内部の痛みは術後からほとんどなし。
術後3日目からは、横向きで寝ることも出来ました。
(最初からできそうな感じだったけどやるのが怖かった)

⑤咳やくしゃみは大丈夫ですが、笑うと痛い時がありました。

術後の生活で気を付けること

●ぶつけたりしないように。

●重たいものを持ったりしないように。

●腹筋に力が入ることをしないように。

用心しながら生活していました。
上記の事柄は「退院後の生活のご案内」に書いてあった事項です。